虫歯を抜かずに治療する方法

根幹治療の基本的な流れ
根幹治療は、虫歯が神経に達した際に行われる治療法で、歯の内部を清掃し、細菌を取り除いたうえで薬剤を詰め、密封することで歯を保存します。
治療はまず、レントゲン撮影を行い、虫歯の進行具合を確認することから始まります。
その後、局所麻酔を施し、歯の内部にある感染した神経や細菌を取り除きます。
内部の清掃と消毒を何度か繰り返した後、根管に薬剤を詰め、外部からの細菌の侵入を防ぎます。
治療後は、歯に土台を作り、人工の歯を装着します。
治療が完了した後も、経過観察を続け、必要に応じて追加の処置を行います。
根幹治療を成功させるには、専門的な技術を持つ歯医者を選ぶことが重要です。
根幹治療が可能な歯医者
根幹治療は高度な技術と専用設備が必要なため、どの歯医者でも受けられるわけではありません。
治療を受ける際には、専門的な技術を持つ歯科医がいるか、マイクロスコープや精密な器具が揃っているかを確認することが大切です。
また、根幹治療には自費診療と保険診療の2種類があり、自費診療は費用が高いですが、短期間で質の高い治療を受けることができます。
保険診療では、治療回数が増えるものの、費用を抑えることが可能です。
どちらを選ぶかは、治療のスピードや予算に応じて決めるとよいでしょう。
治療の質を重視する場合は、設備や治療経験の豊富な歯医者を選ぶことが重要です。